ピラティスは筋肉痛になる

ピラティスは筋肉痛になる?なりにくい理由や筋肉痛の予防方法を解説

ピラティスは筋肉痛になる

「ピラティスは筋肉痛になりやすい?」「ピラティスで筋肉痛になったらどうすればいい?」このように悩んでいませんか?

ピラティスはゆったりとした動きのエクササイズで、インナーマッスルを主に使うため、他のエクササイズに比べると筋肉痛になりにくいです。

しかし、体を動かしている以上、人によっては筋肉痛が起こってしまうこともあります。

そこでこの記事では、ピラティスが筋肉痛になりにくい詳しい理由や、筋肉痛を予防する方法、筋肉痛が起きてしまった際の対処方法を解説します。

ピラティスで筋肉痛が起こることを避けたい人や、できるだけ筋肉痛になりにくいエクササイズを探している人は、ぜひ参考にしてください。

ピラティスで筋肉痛になりにくい理由

ここでは、ピラティスで筋肉痛になりにくい理由を解説します。

<ピラティスで筋肉痛になりにくい理由>

  • 負荷を自分で調節できるから
  • 動きがあまりないから
  • インナーマッスルを鍛えるエクササイズだから

理由1.負荷を自分で調節できるから

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ピラティスは、負荷を自分で調節できるエクササイズです。
負荷とは運動時にかかるストレスのことで、負荷が重くなればなるほど、「キツイ」と感じます。
ピラティスは、元々リハビリのために生まれたエクササイズです。
ピラティスが考案された当時、戦争中の負傷兵のリハビリに使われていたため、ケガの程度などに合わせて負荷量を調節していました。
つまり、ピラティスは、運動習慣がある人でも全く運動習慣がなかった人でも、自分に合う負荷量で取り組むことができるのです。

自分の筋肉量に合った負荷でピラティスをおこなえるので、筋肉痛を起こしにくいと言えます。

理由2.動きがあまりないから

ピラティスは、動きがあまりないエクササイズです。
ポーズをキープするようなイメージなので、ゆったりと連続的に動きます。
そのため、常に激しく動いているスポーツよりも、筋肉痛になりにくいと考えられます。

理由3.インナーマッスルを鍛えるエクササイズだから

ピラティスで鍛えられる部分は、インナーマッスルです。
インナーマッスルとは、体の深い部分にある筋肉の総称のことで、これに対するのがアウターマッスルです。
アウターマッスルとは、インナーマッスルとは異なり体の表面に位置し、皮膚の上から触ることができます。
そのため、筋トレなどで筋肉を鍛える場合に言う「筋肉」とはアウターマッスルを指します。

実は、インナーマッスルは運動をしなくても普段からある程度使っています。
なぜなら、インナーマッスルは体を支えるのに役立つ筋肉だからです。
普段から使っていない部分を鍛えると筋肉痛になりやすいですが、普段からある程度使っているインナーマッスルを鍛える場合は、筋肉痛になりにくいのです。

ピラティスで筋肉痛になるケースはある?

ピラティスで筋肉痛になるケース

ピラティスは比較的筋肉痛になりにくいエクササイズではありますが、筋肉痛になるケースもあります。
筋肉痛になってしまう原因は人それぞれではあるものの、元々の筋肉量があまりにも少なかったり、負荷が自分に合っていなかったりする場合に、筋肉痛を起こしやすいです。

また、エクササイズのやり方が間違っている場合にも、筋肉量に関係なく筋肉痛を起こす可能性があります。

普段使わない筋肉を使った場合にも筋肉痛を起こすため、「良い筋肉痛」と「良くない筋肉痛」があることを覚えておきましょう。

エクササイズのやり方が間違っていると筋肉痛が長引いてしまうため、初心者のうちは自己流でピラティスをおこなうのは避けるべきです。
レッスンでプロのインストラクターから教えてもらい、正しいピラティスの方法を体に覚えさせるのがおすすめですよ。

また、良い筋肉痛が起きた場合は、無理のない範囲でピラティスを続けることで、筋力や体力が徐々にアップし、筋肉痛が目立たなくなってきます。

ピラティスで筋肉痛を避ける方法

ピラティスで筋肉痛を避けるためには、どうすればいいのでしょうか。
ここでは、筋肉痛をできるだけ予防するための方法を紹介します。

<筋肉痛を避ける方法>

  • ウォーミングアップを取り入れる
  • 負荷量を調整する
  • マシンピラティスを選ぶ

方法1.ウォーミングアップを取り入れる

ウォーミングアップを取り入れる

ピラティスを始める前に、ウォーミングアップを取り入れることがポイントです。
ウォーミングアップは、エクササイズを始める前に体を温める効果が期待できます。
体をしっかり温めた状態でピラティスを始めると、筋肉にかかるダメージが減るため、筋肉痛も避けられるでしょう。

方法2.負荷量を調整する

ピラティスは、自分に合った負荷量でおこなえる点がメリットです。
筋肉痛になる原因の1つとして、「自分に合った負荷量よりも重くしてしまっている」という場合があります。
そのため、筋肉痛をできるだけ避けたい場合は、負荷量が軽い状態から始めるのがおすすめです。
負荷量の調節などは自分ではどうしても分かりにくいため、プロのレッスンを受けると良いでしょう。

方法3.マシンピラティスを選ぶ

マシンピラティスを選ぶ

ピラティスは、「マシンピラティス」と「マットピラティス」に分かれます。
負荷量をより調節しやすいのは、「マシンピラティス」です。
その理由は、名前の通りマシンピラティスは、マシンが負荷量を調節してくれるからです。
マシンピラティスで負荷量を細かくコントロールすることで、筋肉痛を予防できるでしょう。

ピラティスで筋肉痛になった場合の対処方法は?

運動経験が少ない人や元々の筋肉量が少ない人は、正しい方法で続けていても筋肉痛を起こしてしまうことがあります。

筋肉痛が起きている期間は、体が痛く、思ったように動けない場合もあります。
その場合は、無理せずに、自分のできる範囲でピラティスを続けていくのがおすすめでしょう。

最後に、ピラティスで筋肉痛になってしまった場合の対処方法を紹介します。

<筋肉痛になった場合の対処方法>

  • ストレッチやマッサージをおこなう
  • 意識的に睡眠を取る
  • たんぱく質、ビタミンを積極的に摂取する

対処方法1.ストレッチやマッサージをおこなう

エクササイズによる筋肉痛は、自分でケアすることで痛みをある程度抑えることができます。
まずは安静にし、筋肉痛がひどい場所を冷やしましょう。
痛みがおさまってきたと感じたら、ストレッチやマッサージをおこなうことがポイントです。

特に、お風呂に入っている最中やお風呂上がりなど、体全体が温まっている時にストレッチやマッサージをするのが効果的だと言われています。

ストレッチやマッサージで血流を促進することで、筋肉に溜まっている疲労物質が流れやすくなりますよ。

対処方法2.意識的に睡眠を取る

意識的に睡眠を取る

睡眠で体をしっかり休めてあげるのも、筋肉痛の緩和に役立ちます。

睡眠中は成長ホルモンの分泌によって、細胞の新陳代謝が促進されます。

細胞の新陳代謝が促進されれば、筋肉痛からの回復も早まるでしょう。

対処方法3.たんぱく質、ビタミンを積極的に摂取する

筋肉痛の緩和は、体の内側からも可能です。
栄養バランスのとれた食事をすることは前提ですが、特にたんぱく質、ビタミン類を摂取するのがおすすめだと言われています。

たんぱく質は筋肉の修復を助けるため、筋肉痛の改善にも効果が期待できますよ。
また、ビタミン類は疲労回復効果が期待できるので、食事の中に上手に取り入れて摂取してみてください。

まとめ:ピラティスは筋肉痛になりにくい!筋肉痛になったら正しい対処法でセルフケアをしよう!

ピラティスは、他のエクササイズに比べると筋肉痛になりにくいです。
しかし、元からの筋肉量が少ない人や、運動習慣がなかった人は、突然体を動かすことにより筋肉痛になる場合があります。

筋肉痛になるのは悪いことではなく、筋肉が強化されている証拠でもあるのです。
また、筋肉痛はピラティスを始めた初期に起こることがほとんどであるため、一定期間我慢すれば、だんだん気にならなくなってくるでしょう。

筋肉痛になった場合には、しっかりとセルフケアをすることが大切です。
負荷などを調節することで筋肉痛をできるだけ避けてピラティスを始めることもできるため、そういった意味でも自己流でおこなわず、プロのレッスンを受けるのがいいでしょう。


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