引き締まった体作りや、メンタルの安定に効果が期待できるピラティス。
「ピラティスを始めたいけれど、どれくらいの頻度で続けるのが良いのだろう?」と悩む人もいるはずです。
そこでこの記事では、ピラティスの最適な頻度や、ピラティスの頻度が低いと効果がないのか、そしてピラティスを継続することによる効果を解説します。
これからピラティスを始めようと思っている人や、ピラティスの頻度に迷っている人はぜひ参考にしてください。
ジャンプできる目次
ピラティスの最適な頻度はどれくらい?
ピラティスは、どのくらいの頻度でおこなうのがいいのでしょうか。
最終的には、個々のライフスタイルやレッスンにかけられる予算で決めることになりますが、頻度の目安が分かると計画も立てやすいですよね。
ここでは、ピラティスの頻度について詳しく紹介します。
<ピラティスの最適な頻度は?>
- 週2〜3回がおすすめ
- 1回あたりのエクササイズは30分〜1時間程度
- 週1回や月2回のピラティスは意味がない?
- ピラティスの頻度よりも大切なこと
週2〜3回がおすすめ
ピラティスの最適な頻度は、週2〜3回だと言われています。
ピラティスの考案者ジョセフ・ピラティス氏は、「週4回のピラティスが理想の体を作る」と述べています。
しかし、現代人のライフスタイルから考えると、週4回のピラティスは頻度が高く、継続するのが難しそうです。
そのため、最終的には週2回〜3回のペースでピラティスを続けることを目標とするのがおすすめです。
最初のうちは、運動を習慣化させることに慣れなかったり、筋肉痛が出やすくなったりするでしょう。
そのため、まずは週1回〜2回程度でも問題ありません。
頻度を無理して増やそうとするのではなく、自分が達成できそうな頻度を長期間続けることを意識してみてください。
1回あたりのエクササイズは30分〜1時間程度
1回あたりのエクササイズは、30分〜1時間程度がおすすめです。
ピラティスは定期的にそして継続しておこなうことが大切なので、エクササイズの時間が長すぎても、短すぎても良くありません。
ピラティスに慣れるまでは1時間おこなうのは難しいかもしれないため、徐々に時間を伸ばしていくといいでしょう。
週1回や月2回のピラティスは意味がない?
人によってライフスタイルはさまざまなので、週1回や月2回程度しかピラティスに向き合えない場合もあるでしょう。
「頻度が低すぎるから、やらないほうがいいのかな?」と考えるかもしれませんが、ピラティスの頻度が週2〜3回に達しなかったとしても継続する意味はあります。
もちろん週に2〜3回おこなっている人よりは、変化を感じるスピードはなだらかになるものの、継続するにつれて体に変化を感じられるようになるのは確かです。
ピラティスは姿勢の改善や体の不調を改善する効果だけでなく、リラックス効果やストレス発散効果も期待できます。
そのため、たとえ頻度は低かったとしても、自分のライフスタイルに合わせてピラティスを取り入れてみると生活に良い影響をもたらしてくれますよ。
ピラティスの頻度よりも大切なこと
ピラティスの頻度は、高ければ高いほど効果を早く実感しやすくなるものの、それ以上に大切なのはピラティスの「質」です。
例えば、スタジオに通わず自己流で毎日おこなっている人と、週1回でもスタジオに通ってプロのインストラクターから教わりながらピラティスをおこなう人とでは、もしかしたら頻度は低くてもスタジオに通う人のほうが効果を実感しやすい場合があります。
つまり、単に頻度を増やしていくのではなく、質の高いエクササイズをおこなえているか見直すことが大切です。
眠気と戦いながら無理して毎日ピラティスをするよりは、平日は睡眠時間を確保して、週末だけピラティスをおこなうのもいいでしょう。
このように、ピラティスの頻度ももちろん大切ですが、毎回のエクササイズの質にも着目してみると効果が出やすくなりますよ。
ピラティスで効果が出るまでの期間は?
ピラティスは時間をかけて体作りをするため、即効性には期待できません。
それでは、ピラティスで効果が出るまでの期間は大体どれくらいなのでしょうか。
元々の運動習慣や、エクササイズの内容によって個人差はあるものの、週2〜3回のピラティスを継続することで2〜3ヶ月ほどで効果を感じられる場合が多いです。
ピラティスの効果をより早く感じるためには、エクササイズの質を高めたり、日々の生活習慣や食生活を見直したりすることが大切です。
また、家でもできるエクササイズがあれば、レッスンがない日におこなうのもいいでしょう。
ピラティスはインナーマッスルを鍛えられるため、体型が整えられ引き締まった体になります。
ダイエットと同じように、運動だけを頑張っても、夜更かししていたり間食をしていたりしては意味がありません。
レッスン以外でも改善できる部分はないか考え、無理のない範囲で生活習慣を徐々に良くしていくことがポイントです。
最適な頻度でピラティスをおこなった際に期待できる効果
自分に合った最適な頻度でピラティスを続けた場合、どのような効果が期待できるのでしょうか。
ここでは、ピラティスを継続することによって得られる効果を紹介します。
<ピラティスを継続することによる効果>
- ダイエット効果
- 姿勢改善効果
- ストレス軽減効果
- 精神安定効果
効果1.ダイエット効果
ピラティスは、ダイエット効果が期待できます。
ピラティスで鍛えられるのは、深層部にある筋肉「インナーマッスル」です。
インナーマッスルが鍛えられると、体が内から引き締められるため、サイズダウン効果が期待できます。
また、徐々に筋肉量が増えると基礎代謝も上がるので、痩せやすい体作りも実現できるでしょう。
筋肉を鍛えると聞くと、「ムキムキになりそう・・・」と考える人がいるかもしれませんが、ピラティスで鍛えるのは深層部にある筋肉なので、ムキムキになることはありません。
そのため、「ムキムキにはなりたくないけど、引き締まった体を目指したい」と考えている人にとってピラティスはピッタリなのです。
効果2.姿勢改善効果
ピラティスでは、姿勢改善効果が期待できます。
その理由は、インナーマッスルを鍛えることによって、背骨や骨盤を正しい位置へと導いてくれるからです。
もちろん即効性はないものの、回数を重ねていくうちに、姿勢の変化に気付くでしょう。
姿勢が良くなると、むくみや冷え性などの体の不調も改善されるかもしれません。
効果3.ストレス軽減効果
ピラティスは、体だけでなく心にも良い影響を与えてくれます。
ピラティスは丁寧でゆったりとした動き、深い呼吸を意識しておこないます。
呼吸に集中することで、不安やストレスを軽減する効果が期待できるのです。
効果4.精神安定効果
ピラティスは、「動く瞑想」と言われるほど精神的に良い影響をもたらします。
ピラティスは激しい動きをともなわないため、エクササイズを通して自分とゆったり向き合う時間を与えてくれます。
先に述べたように、呼吸にしっかり集中することにより、日々の疲れから解放され精神的な安定を手に入れることができるでしょう。
また、ピラティスは幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」を分泌する効果もあると言われています。
ピラティスを習慣化させることでセロトニンを分泌させる頻度が増え、幸福感やリラックス状態をより多く得ることができますよ。
なかなか効果を実感できない場合は?
ピラティスの効果がなかなか表れないと感じる場合、どうすればいいのでしょうか。
第一に、ピラティスは即効性のあるエクササイズではありません。
そのため、焦らず長い目でみて地道に続けることが大切です。
ピラティスの考案者ジョセフ・ピラティス氏は、「30回で体が変わる」と述べています。
そのため、まずは30回続けることを目標としてみてくださいね。
回数を重ねても変化がない場合は、プロのレッスンを受けることをおすすめします。
動画を見て自力でピラティスに取り組むことも可能ですが、客観的にアドバイスをくれる人がいないため、動作などが自己流になってしまう可能性が高いです。
正しい動きができていないと、それだけ効果が出るのも遅くなってしまいます。
プロのレッスンを受けることで、遠回りせずに目標に近づけるようになるでしょう。
まとめ:ピラティスは頻度も大切だがそれ以上に質が大事!少ない回数で高い効果を得たい場合はレッスンに通おう!
ピラティスの最適な頻度は週に2〜3回と言われており、30回ほど続けると体に変化を感じられるようになります。
個々のライフスタイルに応じて、適切な頻度を決めてみてください。
初心者のうちは、ピラティスの動きを客観的に見てもらいアドバイスをもらうことが大切です。
そのため、レッスンに通うことをおすすめします。
動きに慣れてきたら、レッスンの頻度を落として自宅でおこなうのもいいでしょう。
ピラティスは即効性には期待できないエクササイズなので、何より大切なのは高い頻度でおこなうよりも、質の高いエクササイズを継続的に続けられるかどうかです。
無理のない範囲で、ピラティスを続けてみてくださいね。
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