「ピラティスの資格取得は初心者では難しい?」「難易度がどれくらいか気になる」このように悩んでいませんか?
ピラティスの資格は、難易度はそこまで高すぎるわけではありません。
今まで体について勉強したことがない初心者でも、しっかり勉強すれば取得が目指せる資格です。
そこでこの記事では、ピラティス資格の難易度や、資格を選ぶ際にチェックすべきポイントを解説します。
この記事を読むことで、ピラティス資格の難易度はどれくらいか、そしてどのような点に注意しながら資格発行団体を選ぶべきかが分かるでしょう。
ジャンプできる目次
ピラティスの資格には何がある?
ピラティスの資格は、さまざまな団体が発行しています。
そのため、ピラティスの資格を取得しようと決意したら、下記の2つのポイントを確認しましょう。
<ピラティス資格の種類>
- 資格の種類
- 資格発行団体
資格の種類
ピラティスの資格は、大きく分けて2つに分けられます。
1つ目は、マットピラティスのインストラクター資格です。
マットピラティスは、ヨガマットの上でおこなうピラティスのことで、体幹を強化するのに効果的なエクササイズです。
マットピラティスはマット1枚だけでできるので、マットを置くスペースさえあればおこなえます。
また、レッスン費用も後に紹介するマットピラティスと比べると安いという特徴があります。
2つ目は、マシンピラティスのインストラクター資格です。
マシンピラティスは、専用のマシンを用いてエクササイズをおこないます。
マットピラティスとは異なり、負荷を自由に調整できるため、ピラティス初心者やリハビリ目的の人におすすめです。
マットピラティスよりも取り組みやすいものの、マシンを設置する必要があるため、自宅でおこなうのは難しく、スタジオに通う必要があるでしょう。
また、マシンピラティスはマンツーマンレッスンになったり、マットピラティスよりも少人数でおこなったりする特徴があるため、レッスン費用は高くなりがちです。
このように、ピラティスには大きく分けて2つの方法があります。
どちらかの資格を取得しているインストラクターもいれば、どちらの資格も取得している「コンプリヘンシブ」インストラクターもいますよ。
資格発行団体
ピラティスは、さまざまな団体が資格を発行しています。
その理由は、ピラティスには複数の流派が存在するからです。
団体によって、運動強度、アプローチ方法、レッスンの流れが異なります。
そのため、ピラティスの資格取得を目指す場合は、資格発行団体を慎重に決める必要があります。
自分はどのようなピラティスに興味があるか、どのようにピラティスを教えたいのか、ある程度考えを定める必要があるでしょう。
下記では、資格発行団体の一例を紹介します。
PHI PILATES
資格取得の難易度は中程度〜高めです。合格率は60%から70%と言われています。
PHI PILATESは、姿勢矯正に重点を置いている特徴があります。
basi pilates
資格取得の難易度は中程度です。合格率は70%から80%と言われています。
さまざまなピラティス団体の中でも、世界最大規模のピラティス教育団体です。
「流れるような無駄のない動き」が特徴のピラティス法を取得できます。
Stott Pilates
資格取得の難易度は週程度です。合格率は70%から80%と言われています。
1つ1つのエクササイズに対してモディフィケーション(修正)が多いため、その人に合ったカスタムがしやすい点がメリットです。
しなやかな筋肉、自然でリラックスした心身を目標としています。
このように、同じ「ピラティス」でも資格発行団体によって大事にしていることや、資格を取得する難易度、合格率が異なります。
さまざまな資格発行団体を比較して、自分に合ったところを見つけるといいでしょう。
ピラティス資格の難易度は?初心者でも取得できる?
ピラティスの資格取得を目指す人が気になるのは、資格取得の難易度ではないでしょうか。
「ある程度体のことを知っていたり、元々運動をやってたりしなければ、ピラティス資格を取得するのは難しいのではないか」と考える人も多いです。
実は、ピラティスインストラクターの資格は、初心者であっても取得できる資格です。
当然ながら合格率は100%ではないため、誰でも合格できるというわけではありません。
しかし、初心者であってもしっかりと対策をすれば、取得できる資格だと言えるでしょう。
ピラティスインストラクターは民間資格であるため、専門大学や専門学校を卒業している必要もなく、年齢制限も設けられていません。
「ピラティスインストラクターになりたい」という強い気持ちがあれば、誰でも資格取得を目指すことができます。
先に述べたように、ピラティス資格はさまざまな団体が発行しているものです。
そのため、団体ごとに異なる特徴があります。
ここでは、「初心者向け」「理学療法士向け」「コスパの良い」を例に挙げて、おすすめのピラティス資格の概要を紹介します。
初心者向けのピラティス資格
初心者は、基礎からきちんと学べるカリキュラムが整っているものを選ぶのがおすすめです。
ピラティス資格の中には、基礎ができていることを前提とするものもあります。
料金や難易度だけでなく、カリキュラムやコース内容が自分の現時点のレベルと一致するかどうかも重要です。
中でも、「basi pilates」や「Stott Pilates」は初心者でも安心して挑戦できるピラティス資格だと言われています。
基礎コースも組まれている他、資格取得の難易度も比較的低く、短期間での資格取得を目指せます。
理学療法士向けのピラティス資格
すでに理学療法士として活躍している人が、ピラティス資格の取得を目指すのは珍しいことではありません。
その理由は、元々ピラティスはリハビリを目的として始まったエクササイズだからです。
理学療法士とピラティスの相性は良く、実践に移しやすいでしょう。
キャリアアップを目指している人や、活動範囲を広げたい人は、ぜひピラティス資格の取得を目指してみてください。
コスパの良いピラティス資格
コスパを重視するなら、オンラインで提供される資格コースを選ぶのがおすすめです。
しかし、オンラインだけだと座学は問題ないかもしれませんが、実践の面で知識が深まりにくい可能性が高いです。
そのため、通学とうまく組み合わせることで、料金を抑えつつも、しっかりと知識を得ることができるでしょう。
また、資格発行団体によっては、資格取得後のサポート体制が充実しているところがあります。
例えば、就活支援をおこなっていたり、フォローアップ講座が充実していたりするものを探すことで、コスパに優れたピラティス資格を選べるでしょう。
ピラティスの資格に挑戦する前にチェックすべきポイント
最後に、ピラティス資格の取得に挑戦する前にチェックすべきポイントを解説します。
どの団体の資格を取得するか決める際に、難易度だけで比較するのは良くありません。
難易度が多少高くても、魅力的であり、自分の将来に役立つ資格であれば、チャレンジすべきでしょう。
ここでは、「難易度」以外にチェックすべきポイントを紹介します。
<ピラティスの資格に対してチェックすべきポイント>
- 受講スタイル
- 取得に要する平均期間
- PMA加盟団体か
- 取得にかかる費用
- 資格取得後のサポート
受講スタイル
受講スタイルは資格発行団体によってさまざまであり、通学とオンラインに大きく分けられます。
とはいえ、どちらの方法にもメリットとデメリットがあるため、通学とオンラインのハイブリッド講座を選ぶのもおすすめです。
予算や生活スタイルに応じて、続けやすいものを選んでみてください。
取得に要する平均期間
資格取得に要する平均期間は、2ヶ月〜9ヶ月です。
資格取得の難易度や、コースのスケジュールによって大きく変わります。
ピラティス資格を取得する期限が決まっている人は、期間も考慮したうえで決めるといいでしょう。
PMA加盟団体か
PMAとは、「ピラティス・メソッド・アライアンス」のことです。
ピラティス資格を取得する際は、PMA加盟団体かどうかチェックすることが大切です。
全ての団体がPMAに加入しているわけではありません。
PMAに加盟している団体は、国際的な基準を満たしていて、質の高い教育を提供しています。
つまり、PMA加盟団体で発行された資格を取得すれば、「世界でも通用する水準のピラティスができる」ことが証明できます。
実際にピラティスインストラクターとして働く際にも、「PMA加盟団体のピラティスインストラクターである」ことが求人の条件になることが多いです。
取得にかかる費用
取得にかかる費用を調べて、予算に見合ってるかどうかチェックしましょう。
マットピラティスを例に挙げると、PMA加盟団体で25万円前後、PMA非加盟団体で10万円以下かかると言われています。
資格取得後のサポート
資格取得後に、就職へのサポートがあるかどうかも重要なポイントです。
ピラティスの資格は取得して終わりではなく、その資格をどう活かすかまで考える必要があります。
特に、PMA加盟団体であれば、資格取得後のサポートが手厚い傾向にありますよ。
まとめ:ピラティスインストラクターの資格は初心者でも目指せる!大切なのはどの資格発行団体で資格取得を目指すかどうか
ピラティスの資格は民間資格のため、国家資格や他のフィットネス系の資格と比較すると、比較的取得しやすいと言われています。
ピラティスインストラクターの資格を取得することで、キャリアアップや現在の活動の幅を広げることに大いに役立つでしょう。
ピラティスの資格取得を目指す際は、どの資格発行団体で資格取得を目指すかどうかが重要です。
その理由は、資格発行団体によってコース内容や費用、取得までにかかる期間が異なるからです。
自分のレベルや予算に見合ったところを選ぶことで、無理なく安心して資格取得を目指せるでしょう。
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