当記事では、ピラティスで期待できる効果を詳しく解説します。
「ピラティス」というエクササイズは聞いたことがあっても、実際にどんな効果が期待できるのか知っている人は少ないのではないでしょうか。
ピラティスは、単に脂肪燃焼によるダイエット効果だけでなく、冷えやむくみなどを含む体の不調を改善する効果も期待できるエクササイズです。
当記事を読むことで、ピラティスの詳しい効果や、ピラティスが向いている人と向いていない人の特徴が分かりますよ。
これからピラティスを始めようと考えている人や、ピラティスに少しでも興味がある人はぜひ参考にしてください。
ジャンプできる目次
ピラティスで期待できる効果とは?
まずは、ピラティスで期待できる効果を詳しく解説します。
<ピラティスで期待できる効果>
・姿勢改善
・骨盤のゆがみ改善
・ストレス解消
・ダイエット効果
・血流促進
効果1.姿勢改善
ピラティスは、姿勢改善効果が期待できます。
姿勢が良くなると、立ったときに耳、肩、骨盤、くるぶしが一直線になります。
良い姿勢は美しい立ち姿を実現するだけでなく、腰痛や肩こりなどが解消される可能性もあります。
その理由は、これらの不調は体質の問題ではなく、悪い姿勢を続けていることに原因があるからです。
見た目の印象だけでなく、体の不調も改善する効果が期待できますよ。
効果2.骨盤のゆがみ改善
ピラティスは、骨盤のゆがみを改善する効果が期待できます。
骨盤がゆがんだままでいると、以下のような不調が現れるかもしれません。
<骨盤のゆがみによる不調>
・婦人科系のトラブル(PMSなど)
・冷え性の悪化
・便秘になりやすくなる
・腰痛や肩こり
つまり、ピラティスによって骨盤を正しい位置へと戻すことで、上記の不調が改善されるかもしれません。
また、骨盤を正しい位置へと戻すことは、ダイエット効果を高める効果も期待できます。
その理由は、骨盤のゆがみが改善されると血行が良くなり、その影響で代謝アップにつながるからです。
代謝が上がると、効率的に脂肪燃焼がおこなわれるため、痩せやすい体になるでしょう。
効果3.ストレス解消
ピラティスは、自律神経にはたらきかけるエクササイズなので、ストレス解消効果も期待できます。
ピラティスは激しい動きをともなわず、1つ1つの動きを丁寧におこない、呼吸を大切にします。
そのため、ピラティス中は神経をより集中でき、自分自身と向き合えるのです。
頻繁にピラティスをおこなうことが難しい人でも、週に1〜2回取り入れるだけで、心や頭がスッキリするでしょう。
効果4.ダイエット効果
ピラティスは、ダイエットにも効果的なエクササイズだと言われています。
その理由は、ピラティスでは主に体の深層部にあるインナーマッスルを鍛えられ、
インナーマッスルが鍛えられるとメリハリのついたスッキリとしたボディラインを実現できるからです。
ピラティスで全身の筋肉が引き締められるため、ダイエット効果が期待できます。
また、ピラティスによって筋肉量が増えることで、代謝がアップします。
基礎代謝が上がれば上がるほど脂肪燃焼しやすくなるため、同じ運動量であっても痩せやすくなりますよ。
効果5.血流促進
ピラティスをおこなうことで、血流促進効果が期待できます。
その理由は、ピラティスによって内臓機能が向上し、それにともない血流も良くなるからです。
さらに、ピラティスでは呼吸を大切にするので、深い呼吸によって横隔膜が上下に運動し、血流が良くなると言われています。
血流が良くなることで、冷え性やむくみ、代謝などが改善され、体に良い影響を与えてくれるのです。
ピラティスで健康に良い効果が得られる理由とは?
ピラティスでは、姿勢改善や骨盤のゆがみ改善など、健康に良い効果が得られます。
ピラティスでこのような効果が期待できるのは、どのような理由が考えられるのでしょうか。
<ピラティスで健康に良い効果が得られる理由>
・インナーマッスルが鍛えられるから
・骨格矯正されるから
・内臓が正常な位置へと戻るから
理由1.インナーマッスルが鍛えられるから
ピラティスでは、体の深層部にある筋肉「インナーマッスル」を主に鍛えます。
インナーマッスルが鍛えられることで、筋肉量が増え、健康に良い効果が期待できるのです。
筋肉量が増えると、血流促進、冷えを防ぐ、体のラインを引き締めるなどさまざまなメリットがあります。
理由2.骨格矯正されるから
ピラティスを一定期間続けることで、骨格が正しい位置へと戻ります。
骨格がゆがむ理由は、無理な姿勢をしていたり、日々の体の使い方のクセが関係していたりします。
日々、体のゆがみを避けようと気をつけていても、知らず知らずのうちに体のゆがみは起こってしまうものです。
そのため、ピラティスを日常的に取り入れて、ゆがんでしまった骨格を正す必要があります。
骨格を矯正することで、内臓が正しい位置へと戻ったり、腰痛、肩こり、関節痛などの体の不調を防いだりできます。
理由3.内臓が正常な位置へと戻るから
インナーマッスルを鍛えることで、骨格が矯正され、最終的には内臓が正常な位置へと戻ります。
その理由は、鍛えられたインナーマッスルがコルセットのような役割をし、内臓の位置が戻るからです。
内臓が正常な位置へと戻ることで、代謝がアップしたり、便秘が改善したりなど、さまざまなメリットが期待できますよ。
ピラティスが向いている人と向いていない人は?
ピラティスは健康に良いさまざまなメリットがあるものの、中には向いていない人もいます。
ここでは、ピラティスが向いている人と向いていない人の違いを解説します。
ピラティスが向いている人
まずは、ピラティスが向いている人を紹介します。
<ピラティスが向いている人>
・健康を保ちたい人
・柔軟性を高め、しなやかな体を目指す人
・精神的に落ち着きを得たい人
健康を保ちたい人
ピラティスは、健康を保ちたい人に向いています。
先に述べたように、ピラティスには内臓を元の位置へと戻す効果や、骨盤矯正効果が期待できます。
そのため、一定期間ピラティスを続けることで、さまざまな健康効果を実感できるでしょう。
柔軟性を高め、しなやかな体を目指す人
体の柔軟性を高めたい人には、ピラティスが向いています。
体の可動域が広がると、ちょっとした動きで体を痛める可能性が低くなります。
そのため、怪我や不調の防止にもつながるでしょう。
さらに、体の柔らかさと基礎代謝は比例すると言われており、柔軟性を高めることで代謝カロリーの消費量も増えますよ。
精神的に落ち着きを得たい人
ピラティスは、体だけでなく、メンタル面にも良い影響をもたらしてくれます。
1つ1つの動きを丁寧におこない、深い呼吸に意識を向けるピラティスは、自分自身と向き合う大切な時間を与えてくれますよ。
日々の疲れやストレスを、ピラティスで体を鍛えながら癒すのもおすすめです。
ピラティスが向いていない人
次に、ピラティスが向いていない人を紹介します。
<ピラティスが向いていない人>
・短期集中型で痩せたい人
・ムキムキな筋肉が欲しい人
・静かにおこなうエクササイズが苦手な人
短期集中型で痩せたい人
ピラティスは、短期集中型でダイエットしたい人には向いていません。
その理由は、消費カロリーがさほど多くはないからです。
ピラティスはカロリーを消費して痩せるより、体質を改善して痩せることを目指します。
体質を改善するにはある程度の時間がかかるため、長い目でみてコツコツ続けられる人に向いているでしょう。
ムキムキな筋肉が欲しい人
ピラティスは、インナーマッスルを鍛えられるエクササイズですが、外見がムキムキになるわけではありません。
その理由は、インナーマッスルは表から見えない筋肉だからです。
逆に言えば、ムキムキな外見ではなく、引き締まった体、ボディラインがスッキリしている体を目指したい人にはピラティスは向いています。
静かにおこなうエクササイズが苦手な人
ピラティスは、賑やかにおこなうエクササイズではありません。
自分自身と向き合いながら、ゆったりと静かにエクササイズをおこないます。
そのため、静かにエクササイズするのが苦手な人は、ピラティスが向いていないかもしれません。
まとめ:ピラティスは健康に嬉しい効果がたくさんある!痩せやすい体作りにおすすめ!
ピラティスは、骨格矯正や姿勢改善に効果が期待できるエクササイズです。
筋肉量が増えることにより体が引き締まったり、内臓が元の位置へ戻ることにより代謝がアップしたりするなど、ダイエット効果も大きく期待できます。
痩せたい人だけでなく、冷えやむくみに悩んでいる人やメンタル面を調節したい人にもピッタリなエクササイズです。
しかし、ピラティスの効果はある程度継続することによりゆったりと現れます。
そのため、即効性を求める人や長い目でみて計画を立てられない人には向いていないかもしれません。
ぜひ、体やメンタル面の変化を感じながら、楽しくエクササイズをしてみてくださいね。
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